歯磨き粉

  担当: 歯科衛生士 髙村 | 2024.08.12

こんにちは!エムズ歯科クリニック能見台歯科衛生士の髙村です。

今日は歯磨剤の薬品成分とその効果についてお話ししましょう。

歯磨剤には様々な薬品成分が含まれており、それぞれに特定の効果があります。

まず、多くの歯磨剤に含まれるフッ素は、歯の再石灰化を促進し、虫歯を予防する効果が知られています。フッ素はエナメル質を強化し、酸による溶解を防ぐことで、歯を守ります。

次に、研磨剤としてよく用いられるシリカや炭酸カルシウムは、歯の表面の汚れやステインを除去し、ホワイトニング効果をもたらします。

しかし、研磨剤の粒子が大きすぎると歯のエナメル質を傷つける可能性があるため、適切な粒子サイズを選ぶことが重要です。

抗菌成分としては、トリクロサンやクロルヘキシジンがあり、これらは口内の細菌の増殖を抑制し、歯周病や口臭の予防に役立ちます。

ただし、これらの成分は長期間の使用には適していない場合があるため、使用する際には注意が必要です。 また、抗炎症成分には、アロエベラやカモミールエキスが含まれることがあり、これらは歯肉の炎症を和らげる効果があります。自然由来の成分は、敏感な歯肉にも優しいため、歯肉炎が気になる方に適しています。 歯磨剤を選ぶ際には、これらの薬品成分と効果を理解し、自分の口内環境や健康状態に合ったものを選ぶことが大切です。適切な歯磨剤を使用することで、健康な歯と歯肉を保ち、毎日のブラッシングをより効果的にすることができます。皆さんの素敵な笑顔のために、最適な歯磨剤を見つけてくださいね。

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