いろんな役目がある歯磨き粉について

担当: 歯科衛生士 吉尾 | 2024.08.24

こんにちは、エムズ歯科クリニックの菊名の歯科衛生士吉尾です。梅雨もあけて気温も上がり暑い日々が続いていますね。私はアイスが大好物なので1日2個食べて自己流熱中症対策をしています。甘いものを食べると虫歯になるリスクも高くなるので、それも踏まえて今日は歯磨き粉の選び方についてお話しします。

歯磨き粉選びのポイント

歯磨き粉を選ぶ際には、成分に注目しましょう。自身の目的に合った歯磨き粉を選ぶことが大切です。以下の成分をチェックしてみてください。

1. むし歯予防: フッ素やモノフルオロリン酸ナトリウム、キシリトールが配合された歯磨き粉を選びましょう。
2. 歯周病予防: IPMP(イソプロピルメチルフェノール)や塩化セチルピリジニウム(CPC)が効果的です。
3. 口臭予防: イソプロピルメチルフェノールやラウリルイルサルコシンナトリウムを含む歯磨き粉がおすすめです。
4. ホワイトニング: ポリリン酸ナトリウムなどの成分がステイン汚れを落とし、歯を白く保ちます。
5. 知覚過敏予防: 硝酸カリウムや乳酸アルミニウムが効果的です。

歯磨き粉の種類

歯磨き粉にはいくつかの種類があります:

1. ペースト: チューブに入っていて使いやすいタイプです。
2. ジェル: 最近人気のあるタイプで、効果的な成分が配合されています。
3. 液体: 歯医者さんでも使われることが多いタイプです。
4. 泡タイプ: ポンプ式のボトルから直接泡が出てくるタイプです。

歯磨き粉選びの際には、目的別に適した成分が配合されているか確認し、自分に合った歯磨き粉を選んでください。

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