洗口剤の有効成分

担当: 歯科医師 髙村 | 2024.10.06

こんにちは。

エムズ歯科クリニック東中野 歯科医師の髙村です。

残暑も落ち着き、秋の訪れを感じる日が多くなってきましたね。

 

さて、皆さまは、洗口剤を普段ご使用になられておりますでしょうか。

洗口剤には、さまざまな有効成分が含まれており、それぞれが異なる効果を持っています。

本日は、代表的な成分とその効果を紹介します。

 

まず、塩化セチルピリジニウム(CPC)は、口腔内の細菌を殺菌し、プラークの付着を防ぐ効果があります。

CPCは歯磨き粉や洗口液、トローチなどに広く使用されており、バイオフィルム表層の細菌に付着して殺菌効果を発揮します。

次に、グリチルリチン酸ジカリウム(GK2)は、歯肉の腫れや炎症を防ぐ効果があります。

これは、歯周病予防に役立つ成分であり、歯肉の健康を維持するために重要です。

さらに、トラネキサム酸(TXA)は歯肉からの出血を防ぐ効果があります。

TXAは、特に歯周病や歯肉炎の治療において有効であり、出血を抑えることで口腔内の健康を保ちます。

また、ポビドンヨードは、インフルエンザウイルスなどのウイルスの感染力を低下させる効果があります。

ポビドンヨードは、口腔ケア用の医薬部外品として使用されることが多く、ウイルスの活動を抑えるために役立ちます。

これらの成分は、洗口剤の効果を高め、口腔内の健康を維持するために重要な役割を果たしています。

洗口剤を使用する際には、これらの成分が含まれているかを確認し、適切な使用方法を守ることが大切です。

 

エムズ歯科クリニックでも洗口剤を取り扱っております。

洗口剤について疑問があれば、ぜひ一度ご相談にいらしてください!

皆さまのご来院お待ちしております。

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