親知らずについて

担当: 歯科衛生士 加藤 | 2025.06.27

こんにちは。エムズ歯科クリニックの歯科衛生士加藤です。

6月ももう終盤ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日は親知らずの抜歯、そのメリットと注意点をお伝えしていきたいと思います。

親知らずの抜歯、経験したことがある人もない人も、気になるテーマですよね。「抜くべき?」「痛くないの?」など、疑問や不安がつきものですが、実は抜歯にはメリットがたくさんあります。一方で、注意すべき点も。今回は、親知らずの抜歯について詳しく解説していきます!

親知らずってどんな歯?

親知らずは、奥歯の一番奥に生えてくる歯で、通常は上下左右で合計4本あります。10代後半から20代前半にかけて生えてくることが多いのですが、正常に生えずに埋まったままだったり、斜めに生えてきたりすることもあります。そのため、口の中のトラブルを引き起こしやすい歯のひとつです。

親知らずを抜くメリット

親知らずの抜歯には、以下のようなメリットがあります。

①虫歯や歯周病のリスクを減らせる

親知らずは奥に位置しているため、歯磨きがしづらく、虫歯や歯周病になりやすい歯です。隣の歯にも悪影響を及ぼすことがあるので、早めに抜歯することで口の健康を守れます。

②痛みや腫れを予防できる

親知らずが斜めに生えていると、歯ぐきが炎症を起こして腫れたり、痛みが出たりします。ひどい場合には、食事や会話が困難になることも。抜いてしまえば、こうしたトラブルから解放されます。

③歯並びの悪化を防ぐ

親知らずが生えてくることで、他の歯が押されて歯並びが悪くなることがあります。特に矯正治療をしている場合は、抜歯をすることで歯並びの乱れを防ぐことができます。

抜歯の注意点

メリットの多い親知らずの抜歯ですが、以下のような点に注意が必要です。

①抜歯後の腫れや痛み

抜歯をすると、一時的に腫れや痛みが出ることがあります。特に下の親知らずは根が深いため、腫れや痛みが強く出ることもありますが、通常は数日から1週間ほどで落ち着きます。

②神経や血管への影響

親知らずが顎の神経や血管に近い位置にある場合、抜歯時にこれらを傷つけないよう慎重な処置が必要になります。事前にレントゲンやCTを撮影し、歯科医とよく相談することが大切です。

③抜歯後の食事やケア

抜歯後は、強くうがいをすると傷口が開いたり、刺激の強い食べ物がしみたりすることがあります。歯科医の指示に従い、適切なケアをすることで回復をスムーズに進めることができます。

まとめ

親知らずの抜歯には、虫歯や歯周病の予防、痛みや腫れの回避、歯並びの悪化防止など、多くのメリットがあります。しかし、抜歯後のケアや、神経・血管への影響など注意点もあるため、歯科医と相談しながら適切なタイミングで抜歯を検討することが重要です。

「親知らず、抜くべき?」と悩んでいる方は、一度歯科医院で診察を受けて、専門家の意見を聞いてみることをおすすめします!

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