こんにちは。エムズ歯科クリニック綱島院の杉田です。
梅雨の訪れとともに、しっとりとした空気に包まれる季節となりました。雨音に癒される日々の中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は「親知らずの抜歯」について、メリットとリスクの両面からお話ししたいと思います。親知らずは誰にでもあるものではなく、生え方や状態も人それぞれです。気になっている方の参考になれば幸いです。
親知らずを抜くメリット
親知らずは、奥まった位置に生えるため、歯ブラシが届きにくく、むし歯や歯周病のリスクが高まることがあります。特に、斜めや横向きに生えている場合は、隣の歯を圧迫したり、炎症を引き起こしたりすることもあります。
こうしたトラブルを未然に防ぐために、抜歯を検討することがあります。抜歯によって、口腔内の清掃がしやすくなり、将来的なトラブルの予防につながることが期待されます。
抜歯にともなうリスク
一方で、抜歯には腫れや痛み、出血といった術後の症状が出ることがあります。特に、下あごの親知らずは神経に近い位置にあることがあり、まれにしびれが出ることもあります。
また、抜歯後は数日間、食事や会話に不便を感じることもあるかもしれません。こうした点を踏まえ、抜歯の必要性については、レントゲンなどの検査を通じて、歯科医師とよく相談することが大切です。
おわりに
親知らずは、今すぐに痛みがなくても、将来的に問題を引き起こす可能性があります。6月の静かな雨の日に、少しだけご自身のお口の健康について考えてみませんか?
エムズ歯科クリニック綱島院では、患者さま一人ひとりの状態に合わせた丁寧な診療を心がけております。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。