親知らずの抜歯について

担当: 歯科医師 朝香 | 2025.06.11

こんにちは、エムズ歯科クリニック弘明寺院の歯科医師、朝香です。
6月に入り、梅雨の季節がやってきましたね。雨の日が続くと気分も少し沈みがちですが、そんな時こそ健康に気を使い、明るい気持ちで過ごしたいものです。今回は、親知らずの抜歯についてお話しします。

親知らずは、第三大臼歯とも呼ばれ、通常は10代後半から20代前半にかけて生えてきます。しかし、親知らずが生えるスペースが十分でない場合や、斜めに生えてくることが多く、さまざまな問題を引き起こすことがあります。そこで、親知らずの抜歯のメリットとデメリットについて考えてみましょう。

まず、親知らずを抜歯するメリットについてです。親知らずが正しく生えてこない場合、隣の歯に影響を与えることがあります。例えば、親知らずが斜めに生えてくると、隣の歯を押して痛みや不快感を引き起こすことがあります。また、親知らずが部分的にしか生えてこない場合、歯茎が炎症を起こしやすくなり、歯周病のリスクが高まります。さらに、親知らずが虫歯になると、治療が難しくなることが多いため、抜歯することで将来的なトラブルを防ぐことができます。

一方で、親知らずを抜歯するデメリットもあります。抜歯は外科的な処置であり、手術後には痛みや腫れが生じることがあります。また、抜歯後のケアが不十分だと、感染症やドライソケットと呼ばれる合併症が発生することもあります。さらに、抜歯には費用がかかるため、経済的な負担も考慮する必要があります。

親知らずの抜歯を検討する際には、まず歯科医師に相談することが大切です。歯科医師は、親知らずの状態や位置を確認し、抜歯が必要かどうかを判断します。また、抜歯が必要な場合でも、適切なタイミングや方法を提案してくれるでしょう。

最後に、親知らずの抜歯を決断する際には、自分の健康状態や生活スタイルを考慮することが重要です。抜歯後のケアや回復期間をしっかりと計画し、無理のない範囲で行うことが大切です。

エムズ歯科クリニックでは、患者様一人ひとりに合った治療を提供し、安心して治療を受けていただけるよう努めています。親知らずに関するお悩みやご相談がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

梅雨の季節も健康に気をつけて、明るい気持ちで過ごしましょう。

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