こんにちは。
エムズ歯科クリニックの東中野歯科助手の小池です。
8月に入り、夏の暑さが本格的になってきましたね。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、小児の歯磨きについてお話ししたいと思います。
お子様の歯磨きは、健康な歯を保つためにとても重要です。
乳歯は永久歯に比べて柔らかく、虫歯になりやすい特徴があります。そのため、早い段階から正しい歯磨き習慣を身につけることが大切です。
まず、歯磨きを始めるタイミングについてですが、乳歯が生え始めたらすぐにケアを始めることをおすすめします。
最初はガーゼや柔らかい布で歯を拭く程度で十分です。お子様が1歳を過ぎた頃からは、専用の小さな歯ブラシを使って優しく磨いてあげましょう。
歯磨きの際には、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
1. 歯ブラシの選び方
お子様の口に合った小さなヘッドの歯ブラシを選びましょう。柔らかい毛のものが適しています。
歯ブラシは3ヶ月に一度、または毛先が開いてきたら交換するようにしましょう。
2. 歯磨き粉の使用
フッ素入りの歯磨き粉を使うと虫歯予防に効果的です。ただし、量は米粒大ぐらいの少量で十分です。
お子様が歯磨き粉を飲み込んでしまうことがあるため、使用量には注意が必要です。
3. 歯磨きの方法
歯ブラシを45度の角度で歯と歯茎の境目に当て、優しく小刻みに動かして磨きます。前歯の裏側や奥歯の噛み合わせ部分も忘れずに磨きましょう。
お子様が自分で磨く場合は、親御さんが仕上げ磨きをしてあげると良いです。
4. 歯磨きの時間と頻度
1回の歯磨きは2分程度を目安に行いましょう。朝食後と就寝前の1日2回が理想的です。特に就寝前の歯磨きは、虫歯予防にとても重要です。
5. 楽しい歯磨きタイム
お子様が歯磨きを嫌がることもあるかもしれません。その場合は、歯磨きの時間を楽しいものにする工夫をしてみましょう。
お気に入りのキャラクターが描かれた歯ブラシを使ったり、歯磨きの歌を歌ったりすることで、歯磨きが楽しい時間になるようにしましょう。
最後に、定期的な歯科検診も忘れずに受けることが大切です。
エムズ歯科クリニックでは、お子様の歯の健康を守るためのサポートを行っています。
何かご不明な点やご相談がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。


