こんにちは、エムズ歯科クリニック祐天寺歯科医師の長野です。暑い日々が続いていますね、皆様どうかご自愛くださいませ。
さて今回は子供の歯磨きについてお話しします。
お子さまの歯磨きについて、毎日の習慣として定着させることは、将来の口腔健康を守るうえでとても大切です。乳歯は永久歯に比べて柔らかく、むし歯になりやすいため、早い段階から正しいケアを始めることが望ましいです。
まず、歯が生え始めたら、ガーゼなどでやさしく拭いてあげることからスタートしましょう。歯ブラシを使うのは、前歯が生えそろう1歳前後が目安です。最初は嫌がることもありますが、無理せず、楽しい雰囲気で行うことがポイントです。
歯磨きのタイミングは、朝食後と就寝前の1日2回が基本です。特に夜の歯磨きは重要で、寝ている間は唾液の分泌が減るため、むし歯のリスクが高まります。お子さまが自分で磨けるようになるまでは、保護者の仕上げ磨きが欠かせません。
仕上げ磨きの際は、膝の上に寝かせて、口の中がよく見える姿勢で行うとスムーズです。歯ブラシは年齢に合ったサイズを選び、毛先が広がってきたら交換しましょう。力を入れすぎず、やさしく小刻みに動かすのがコツです。
また、歯磨きの時間を楽しくする工夫も効果的です。お気に入りの歯ブラシや歯磨き粉を選んだり、歌を歌いながら磨いたりすることで、歯磨きが「楽しい時間」になります。
定期的な歯科検診も忘れずに受けましょう。歯科医院では、磨き残しのチェックや、歯の成長に合わせたアドバイスを受けることができます。お子さまの歯の健康を守るために、家庭と歯科医院が協力していくことが大切です。
エムズ歯科クリニック祐天寺では、お子さまの歯の健康を守るためのサポートを行っております。気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


