皆さま、こんにちは。
歯科衛生士の田路と申します。
暦の上では春を迎えますが、まだまだ冷たい風が頬を刺す季節ですね。2月は節分やバレンタインなど、笑顔が増える行事も多い月です。そんな笑顔をもっと輝かせるために、今日は「歯に関する意外なお話」をご紹介します。
実は、人の歯の表面を覆う「エナメル質」は、人間の体の中で最も硬い組織です。鉄より硬いとも言われますが、一度削れたり欠けたりすると再生しません。強さと同時に“儚さ”も持っているのです。ですから、毎日のブラッシングや定期的な歯科でのメインテナンスが大切になります。
また、「歯型」は一人ひとり異なり、指紋と同じく世界に二つとないものです。実際に災害時や事件の身元確認にも使われることがあります。歯科衛生士として、患者さまの口腔内を拝見していると、その方の生活習慣や噛み癖まで分かることも多く、「歯はその人の履歴書」とも感じます。
さらに、歯と全身の健康は深く関わっています。歯周病が進行すると、糖尿病や心疾患のリスクが高まることが分かっており、「口は健康の入り口」という言葉は決して大げさではありません。
まだ寒さが厳しい時期ですが、春に向けて健康な笑顔を保つためにも、この時期こそ丁寧なセルフケアと定期検診を心がけましょう。
2月も皆さまが健やかに過ごせますよう、サポートさせていただきます。


