こんにちは。エムズ歯科クリニック元住吉の受付荻原です。
日々の生活の中で、ほっと一息つくときに欠かせない「お茶」。健康にも良いとされ、食事のお供やリラックスタイムに飲まれる方も多いのではないでしょうか。しかし、そんな身近なお茶が、実は歯の黄ばみの原因になることがあるのをご存じですか?
●なぜお茶で歯が黄ばむの?
お茶に含まれる「タンニン」という成分が、歯の表面にあるエナメル質に付着し、着色の原因となります。タンニンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があることで知られていますが、同時に色素沈着を引き起こす性質も持っています。
また、歯の表面には目に見えない細かい凹凸があり、そこにタンニンが入り込むことで、徐々に黄ばみが蓄積されていきます。毎日少しずつの積み重ねが、気づいたときには「なんだか歯がくすんで見える…」という状態になってしまうのです!
●黄ばみやすいお茶の種類とは?
すべてのお茶が同じように黄ばみの原因になるわけではありません。特に以下のようなお茶は、タンニンの含有量が多く、着色しやすい傾向があります。
• 紅茶:香り高く人気のある紅茶ですが、タンニンが豊富で着色しやすい代表格です。
• ウーロン茶:発酵度が高く、紅茶に近い性質を持つため、黄ばみの原因になりやすいです。
• 緑茶(煎茶・玉露など):紅茶ほどではありませんが、タンニンを含むため、毎日飲むことで着色のリスクがあります。
• ほうじ茶:焙煎されているため色が濃く、着色しやすい傾向があります。
一方で、麦茶やルイボスティーなど、タンニンの含有量が少ないお茶は比較的着色しにくいとされています。
しかし、お茶をまったく飲まないというのは難しいですよね。そこで、黄ばみを防ぐためのちょっとした工夫をご紹介します。
• お茶を飲んだ後は、軽くうがいをする
• ストローを使って歯に直接触れないようにする(冷たいお茶の場合)
• 定期的に歯科でクリーニングを受ける
• ホームケアでの歯磨きに着色汚れに対応した歯磨き粉を取り入れる
お茶を楽しみながら、歯の健康と美しさも守っていきたいですね!
気になることがあれば、いつでもエムズ歯科クリニックにご相談ください。スタッフ一同、皆さまの笑顔をサポートいたします☺︎