朝晩がぐっと冷え込むようになってきましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
街の木々も少しずつ色づき始めて、秋の深まりを感じる季節になりましたね。
今日は、歯の健康と食生活の関係についてお話ししたいと思います。
皆さんは、毎日どんな食事をされていますか?「虫歯にならないように甘いものは控えている」という声をよく耳にします。確かに、砂糖の摂りすぎは虫歯のリスクを高める原因のひとつです。ただ、それだけではなく、歯の健康を保つためには、日々の食事バランスがとても大切です。
たとえば、歯の主成分はカルシウムです。カルシウムが不足すると、歯や骨の質にも影響が出ることがあります。乳製品や小魚、緑の野菜などにはカルシウムが含まれているので、積極的に取り入れることをおすすめします。
また、よく噛むことも歯の健康に役立ちます。よく噛むことで唾液の分泌が促され、口の中が清潔に保たれやすくなります。唾液には、食べかすを洗い流したり、酸を中和する働きがあるため、虫歯や歯周病の予防にもつながります。食事の際には、できるだけ「やわらかいものばかり」ではなく、歯ごたえのある野菜や、よく噛む必要のある食材を選ぶとよいでしょう。
そして、忘れてはいけないのが「時間」です。食事や間食の時間が不規則だったり、ダラダラと長い時間食べていると、口の中が酸性に傾く時間が長くなり、歯の表面が溶けやすくなってしまいます。食事の時間はできるだけ決まった時間に、間食も適度にとることがポイントです。
毎日の歯みがきや定期的な歯科検診に加えて、食生活にも少し意識を向けてみることで、より健やかな口内環境を保つことができます。
エムズ歯科クリニックでは、日々のケアのことや、食事に関するご相談にも丁寧に対応しております。わからないことや不安なことがあれば、どうぞお気軽にお声かけください⭐︎


