こんにちは、エムズ歯科クリニック加藤です。
秋も深まり、朝晩の冷え込みが感じられるようになってきましたね。紅葉が美しく色づくこの季節、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今回は、見落とされがちだけれどとても大切な「歯周病」についてお話ししたいと思います。
歯周病は、歯を支える骨や歯ぐきに炎症が起こる病気です。初期段階では自覚症状が少なく、気づかないうちに進行してしまうこともあります。歯ぐきが腫れる、出血する、口臭が気になるといった症状がある場合は、歯周病のサインかもしれません。
特に注意が必要なのは、歯周病が進行すると歯を支える骨が溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまうこともあるという点です。また、最近の研究では、歯周病が糖尿病や心疾患など全身の健康にも影響を及ぼす可能性があることがわかってきています。
では、歯周病を予防するにはどうしたらよいのでしょうか?
まず大切なのは、毎日の丁寧な歯みがきです。歯と歯ぐきの境目に歯垢(プラーク)がたまりやすいため、そこを意識して磨くことがポイントです。また、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、より効果的に汚れを取り除くことができます。
そして、定期的な歯科検診も欠かせません。自分では取りきれない歯石の除去や、歯ぐきの状態のチェックを行うことで、早期発見・早期治療につながります。歯周病は進行する前に対処することがとても大切です。
エムズ歯科クリニックでは、皆さまのお口の健康を守るために、丁寧なカウンセリングとケアを心がけています。気になる症状がある方も、そうでない方も、ぜひお気軽にご相談ください。
これからの季節、乾燥や寒さで体調を崩しやすくなりますが、お口の中も同じようにケアが必要です。健やかな毎日を過ごすために、歯ぐきの健康にも目を向けてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


