こんにちは。エムズ歯科クリニック祐天寺、歯科衛生士の伊藤です。
朝晩の冷え込みが増してきて、冬の訪れを感じる季節になりましたね。体調を崩しやすい時期ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて今回は、「予防歯科」についてお話ししたいと思います。
日々の診療の中で、「痛くなってから歯医者に来ました」というお声をよく耳にします。しかし、実はお口の中の病気は、痛みが出る頃にはすでに進行していることが多いのです。特に歯周病は、初期の段階では自覚症状がほとんどなく、気づいたときには重症化しているケースも少なくありません。
そこで大切なのが、定期的なメインテナンスです。
予防歯科では、虫歯や歯周病を未然に防ぐことを目的に、歯科衛生士による専門的なクリーニングや、歯磨きのアドバイスなどを行っています。日々のセルフケアだけでは落としきれない汚れや歯石を取り除くことで、口腔内の環境を整え、健康な状態を保つことができます。
メインテナンスの頻度は、一般的には3〜6ヶ月に1回が目安とされていますが、お口の状態や生活習慣によっても異なります。例えば、歯周病のリスクが高い方や、歯石がつきやすい方は、1〜3ヶ月に1回のペースで通っていただくことをおすすめする場合もあります。ご自身に合った頻度を知るためにも、まずは歯科医院でのチェックを受けてみてくださいね。
予防歯科は、「治療のために通う歯医者」から、「健康を守るために通う歯医者」へと、考え方を変えるきっかけになります。お口の健康は、全身の健康にもつながっています。これからの季節、風邪やインフルエンザの予防と同じように、お口のケアも大切にしていきましょう。
寒さが増すこの季節、体調管理とともに、お口の健康にも目を向けてみませんか?
皆さまの笑顔と健康をサポートできるよう、スタッフ一同お待ちしております。

