こんにちは。エムズ歯科クリニック弘明寺管理栄養士の辻村です。
今回は、食生活の面から予防歯科についてお話ししたいと思います。
予防歯科というと、歯みがきや定期的な歯科検診を思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろんそれらはとても大切ですが、実は毎日の食事も、歯の健康を守るうえで欠かせない要素です。
まず、歯の再石灰化を助けるカルシウムやリン、ビタミンDなどの栄養素は、歯を丈夫に保つために必要です。これらは、乳製品や小魚、きのこ類などに多く含まれています。また、唾液の分泌を促すためには、よく噛むことが大切です。噛みごたえのある食材を取り入れることで、唾液の量が増え、口腔内の自浄作用が高まります。
一方で、砂糖を多く含む食品や飲料は、むし歯の原因となる菌のエサになってしまいます。甘いものを完全に避ける必要はありませんが、摂取するタイミングや頻度を意識することが予防につながります。例えば、だらだらと長時間にわたって甘いものを口にするのではなく、食後に少量を楽しむようにすると良いでしょう。
また、食事のリズムも重要です。規則正しい食生活は、唾液の分泌を安定させ、口腔内の環境を整える助けになります。朝食を抜いてしまうと、唾液の分泌が減り、口の中が乾燥しやすくなるため、歯や歯ぐきにとっても良くありません。
予防歯科は、歯科医院でのケアだけでなく、日々の生活習慣の積み重ねによって成り立っています。食事はその中でも、私たちが毎日行う大切な習慣です。歯を守るために、栄養のバランスや食べ方を少し意識してみることから始めてみませんか?
これからも、皆さまの健康を食の面から支えていけるよう、情報を発信してまいります。気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


