夏バテと口腔機能の意外な関係
エムズ歯科クリニック下落合 早坂です。暑さが厳しくなると、食欲低下やだるさなど「夏バテ」を感じる方が増えてきます。
夏バテの時期には、「食べやすいものばかり選んでしまう」「あまり噛まなくなる」といった変化が起こりやすくなります。実はこの“噛む回数の減少”や“口の動きの低下”は、口腔機能の低下につながり、さらに食欲低下や栄養不足を招く悪循環になることがあります。口の中の乾燥や唾液の減少も、飲み込みにくさや味覚の変化を引き起こし、夏バテを強める一因になる可能性があります。
そこで重要になるのが「口腔機能を維持すること」です。例えば、やわらかいものばかりでなく、少し噛み応えのある食材を取り入れることで咀嚼回数を確保できます。また、よく噛むことで唾液の分泌が促され、消化を助けるだけでなく口の中の環境も整います。さらに、舌や頬を動かす簡単な体操や、こまめな水分補給も口腔機能の低下予防に役立ちます。日常の中で「よく噛む」「しっかり飲み込む」を意識することが、結果的に全身のコンディション維持にもつながります。
夏バテ対策として、体だけでなく「お口の働き」にも目を向けてみてください。日々の小さな意識が、元気に夏を乗り切る鍵になります。


