厳しい暑さが続き、冷たい飲み物が恋しくなる季節となりました。はじめまして。エムズ歯科クリニック元住吉院の歯科医師、吉田です。
湿度が高いこの時期は、お口の中の細菌が活発になりやすく、虫歯の症状が進行しやすいともいわれています。「最近しみる気がするけれど、治療が痛そうで不安…」そんな声をよく耳にします。虫歯治療に対して“痛い”というイメージを持つ方は多いですが、実は現代の歯科治療では、痛みをできるだけ抑えるための工夫が数多く取り入れられています。
まず、治療中の痛みの多くは「麻酔の注射」と「歯を削る刺激」によるものです。そこで歯科医院では、注射の前に歯ぐきに塗る 表面麻酔 を使用し、針が刺さる瞬間のチクッとした感覚を和らげています。
また、使用する針も非常に細いものが主流となり、痛みを感じにくいよう工夫されています。
さらに、麻酔液を一定の速度で注入できる 電動麻酔器 を使うことで、圧力による痛みを抑えることも可能です。治療そのものについても、できるだけ歯を削らない MI治療(Minimal Intervention)が広まり、必要最小限の処置で済むようになっています。削る量が少なければ、神経への刺激も減り、痛みを感じる可能性も低くなります。それでも「痛みが怖い」という気持ちは自然なものです。そんなときは、遠慮なく歯科医師に不安を伝えてください。麻酔の量や方法を調整したり、治療のペースをゆっくりにしたり、患者さまの状態に合わせた対応が可能です。
・麻酔の調整
・治療ペースの相談
・痛みが出やすい体質の確認
こうしたコミュニケーションが、治療中の安心感につながります。
また、緊張していると痛みを感じやすくなるため、リラックスできる環境づくりも大切です。最近では、説明を丁寧に行い不安を軽減したり、音楽を聴きながら治療を受けられる医院も増えています。治療前に「今日はこんな流れで進めますね」と伝えるだけでも、患者さまの安心感は大きく変わります。虫歯は放置すると痛みが強くなり、治療も複雑になってしまいます。
夏本番を迎えたこのタイミングは、お口の健康を整えるのにぴったりの時期です。痛みをできるだけ抑えた治療が可能ですので、不安を抱えたまま我慢せず、早めにご相談ください。爽やかな夏を気持ちよく迎えられるよう、私たちがしっかりサポートいたします。

