こんにちは エムズ歯科クリニック歯科技工士の河原です。
日頃寒さが厳しくなり日本海側では大雪に見舞われていますが皆さんいかがお過ごしでしょいうか?
私は雪を見ますと歯の白さを思い浮かべます。
皆さんは歯の色について考えたことはありますでしょうか?
まず、歯の色は欧米人と日本人では違ってきます。
もとより歯の色は人により個人差がありますが、これは歯の質の違いによるものです。
歯は表面がエナメル質、その下に象牙質があり象牙質の中に歯髄(神経)があります。
象牙質は黄色っぽい色をしており、歯が真っ白ではないのは象牙質の色が透けているためです。
本題に戻しまして、日本人の場合、元々歯の表面のエナメル質の厚みが薄いため、
欧米人に比べ黄色味を帯びている傾向にあるというわけです。
では、日本人の場合歯を白くすることはできないの?ということはありません。
近年歯を白くしたいという方が増え、ホワイトニングをする方が普通になってきました。
ホワイトニングを行う事で元々の歯の色より白くすることはできます、しかしながらそれには限界があり
真っ白にならないこともあります。
更に白くしたい場合は、私たち技工士が作るセラミックの被せ物などを被せることで
希望の白さにすることが可能になります。
次に、歯の色には変色と着色というものがあります。
変色は、大きな虫歯や打撲などにより歯髄(神経)が死んでしまった場合や
虫歯の治療で歯髄(神経)を取った場合にも生じ、歯が黒っぽく(暗く)なります。
着色は食べ物や飲み物に含まれる成分(主にタンニン)が歯の表面に付着し生じ、歯の黄ばみになります。
変色の場合はウオーキングブリーチといいまして薬剤を使用した治療が必要となりますが、
着色の場合は、普段の歯磨きで落とすことが可能です。
しかしながら時間の経過とともに普段の歯磨きでは落としきれない着色が起こりますので、
定期的にクリーニングをしていただき、着色汚れをためないことが大切です。
エムズ歯科クリニックには明るく元気で歯のケアに情熱をもった衛生士の先生方が大勢在籍しておりますので
是非歯のクリーニングを考えた際はお越し下さい。
スタッフ一同お待ちしております。