皆さんこんにちはエムズ歯科クリニック祐天寺歯科医師の牧田です。
8月になり暑さもピークを迎え熱中症対策をしっかり行わないといけない季節ですね。
水分補給で熱中症予防しっかり行いましょう。
今回は、セラミック材料と銀歯の違いについてお話をさせて頂きたい思います。
皆さん歯医者さんで治療をした際に、虫歯治療の後に行う「詰め物」や、根の治療の後に行う「被せ物」治療を経験されたことのある方は多いと思います。
その時に材料を何で作るか選ぶ事が多いと思いますが、そもそもセラミック材料と銀歯の違いがわからないと言う方もいらっしゃるかと思いますので、ご説明させて頂きます。
セラミック材料は表面がツルツルで陶器のような性質があり、汚れが溜まりづらいという特徴があります。また歯とは化学的にも接着してくれるため歯とセラミックスの隙間からの細菌侵入が起きづらいという性質もあり、虫歯になりにくい材料と言われています。欠点としては、陶器のように強い衝撃により欠けてしまう可能性がある点と、保険の効かない「自由診療」となるため費用が大きくかかる点になります。(当院では、小さい詰め物50,000円〜、大きい詰め物75,000円〜、被せ物100,000円〜となります。)
対して銀歯の特徴は、保険が効くため費用を抑えられる点と陶器と違い銀歯そのものが壊れるという可能性が低い点です。しかし欠点として銀歯は歯に化学的に接着することは無いため、セメントで隙間を埋めて付ける事になり、セメントが劣化すると隙間から細菌が侵入してしまうため、銀歯自体が歯に残っている状態でも歯自体は虫歯ができてしまうという事があります。
当院では、こうした材料の種類を治療後にその場で選択することは難しいと思いますので、事前に材料の種類や特徴をご説明するお時間を設けさせて頂く事がございます。
セラミック材料の中にもさらにいくつか種類がありますので、治療の際にはしっかりご説明させて頂きます。