こんにちは、エムズ歯科クリニック港南台歯科医師の安部です。
夏の暑さが過ぎ去ってから、秋を感じる時間もなく、冬の寒さが到来しています。
気温が下がり、乾燥しやすい季節でありますが、皆さん風邪には気をつけていただきたいと思います。
今月は、インプラント治療についてお話させていただきたいと思います。
最近ではインプラント治療と聞いてどんな治療なのかイメージが沸く方が大多数ではないかと思われますが、
一方で、実際に自分の口腔内にインプラント治療を施す場合どんな手順で治療が進んでいくのかわからない方が多いのではないでしょうか。
口腔インプラント治療とは、何らかの原因で歯を失ってしまった部位に、歯をつくる欠損補綴治療のひとつであります。
そのほかには入れ歯、ブリッジがあります。インプラント治療の特徴としては、歯がない部位の歯茎の中の骨の部分にフィクスチャーと呼ばれるネジのような物を埋め込むところにあります。
それにより噛む力を顎の骨で受けることが可能となり、天然の歯に近い感覚で噛むことができます。
基本的な治療手順としては、歯を抜歯したのち、その部位の骨が治ってくるのを待ってからできた骨にインプラントを埋め込みます。
その後、埋め込んだインプラントが骨とくっつくのをまってから、そのインプラントにまずは仮歯を装着して、しばらく使ってもらいます。
そして最後にセラミックの最終的な被せものを装着するという手順で行われていきます。
症例に応じて、手順に変更や追加が行われることがあり、いずれにしても治療期間はかかってしまいますが、とても満足度の高い治療となっております。
いかがだったでしょうか。今回の記事でインプラント治療への理解がすこしでも深まっていただけたのなら幸いです。
現在の保険制度では、保険診療にてインプラント治療を選択することはできないため、詳しい費用や自分の口の中に入れることができるのか気になる方は、ぜひ当院のスタッフにお聞きください。