こんにちは。能見台所属の歯科医師遠藤です。
今日は、定期健診についてです。
皆さんは、定期健診に通っていますでしょうか。
定期健診には、様々なチェック項目があります。
例えば、一番身近で言うと、虫歯が増えていないか、大きくなっていないかのチェックをします。
虫歯にもいろいろな段階がありますが、虫歯の大きさが虫歯を削る器具よりも小さい場合は経過観察して、大きくなるようだったら処置をする場合もあります。
数カ月前と比較して、変化が無ければそのまま経過観察で良いと思いますし、少し大きくなる傾向があるようだったら、予防的に処置をする場合もあります。
その判断は、定期的に口腔内をチェックしなければ判断が難しい場合がありますので、歯のクリーニングのためにも定期的に通った方が良いです。
また、数カ月前にはなかった口の中の出来物を検診で発見する場合があります。その場合でも、定期的に見ていれば、その出来物が悪性度が高いものなのかの判断基準の助けになるため、万が一悪性でも、早期に発見できることにつながります。
年に何回か検診している方でも、定期的に行った方が良いのが、年に1回のレントゲン撮影です。
基本、検診は視診、目で見たり、触診、触ったりして確認しますが、目で見えない詰め物の裏の虫歯、骨の中の病気を1年前と比較して問題が無いか確認が必要です。
本人に自覚がなく、見た目上問題が無くとも、重大な病気の始まりがレントゲンで確認出来たり、単純にレントゲン画像を比較することで、虫歯の拡大傾向や、歯周病の状態も確認できます。
毎回は必要ないので、年に1度は定期的な確認のために、レントゲンをとりましょう。
他にも聞きたいことがございましたら、来院された際に気軽に聞いてください。
来院お待ちしております。