こんにちは。
エムズ歯科クリニック弘明寺歯科衛生士の中川です。
2022年も残り2ヵ月を切りました。
太陽の日差しが心地よく、イチョウもきれいな金色に色づき、
休日に散歩をするのが楽しい季節です。
さて、虫歯や歯周病で歯を失った時の治療方法はいくつあるか知っていますか?
治療方法は、インプラント、ブリッジ、入れ歯の3つに分けられます。
今回は、「インプラント」についてブリッジや入れ歯と比較しながらお話します。
インプラントとは、「外科手術により生体内に埋め込まれる人工物」を指します。
基本構造は、
- インプラント体(あごの骨の中に埋め込まれる人工の歯の根)
- アバットメント(インプラント体と上部構造をつなぐもの)
- 上部構造(アバットメントに付けられる人工歯) です。
噛む力は、入れ歯は天然歯の10~40%、ブリッジは天然歯の60%、インプラントは天然歯とほぼ同じといわれています。
ブリッジは、外科手術は不必要だが、健康な歯を削る必要があります。
入れ歯は、治療期間は短いが異物感が多いです。
インプラントは、外科手術になりますが、健康な歯を削る必要もなく、人工の歯の根であるため噛み応えがあり、異物感が少ないです。
インプラントの周りは天然歯と比べてブラッシングが難しいため、日々のセルフケアと定期的なクリーニングが欠かせません。
それぞれの治療には、メリットとデメリットが存在します。
メリットとデメリットを理解したうえで、治療を進めていくことが大切です。
歯を失った時、どの治療方法がよいのかわからず、迷う際はお気軽にご相談ください。