インプラントについて

担当: 歯科技工士 佐藤 | 2023.05.13

こんにちはエムズ歯科クリニックの歯科技工士の佐藤です。5月になってゴールデンウィークには何をされましたか?大型連休となると何をするか悩みますよね?私は昔の職場の同僚と食事をしてきました。歯科技工士同士なので最先端の歯科治療の話が聞けてとても充実した時間を過ごしました。そのときインプラントの話になりましたので今回はインプラントについてお話ししていきます。

インプラントとは失った歯があるときにいままでは、両側の歯を削りブリッジにしたりデンチャーと呼ばれる入れ歯を入れることで物を噛めるようにしていました。ですが、ブリッジでは健康な両隣の歯まで削らねばならず、デンチャーでは固定が難しい為、不安定になりやすくうまく物を噛めるようにはなりません。そこで骨に直接、人工歯根を埋入し、固定式の人工歯で物をよく噛めるようにしたのが人工歯根療法(インプラント)です。

インプラントの歴史は以外と古く1969年にブローネマルク博士が人の骨と金属のチタンが結合することを発見しました。人の骨に金属のチタンが埋入されても大丈夫なのか?と思いますが一定の条件を満たしている場合、拒否反応もでずチタン表面と骨とが強く結合します。

インプラントはどのような人が適用するのか?

  • 歯を全て失ってしまった人、総入れ歯の人
  • 部分的に歯を失い部分入れ歯の人
  • 一本だけ歯を失ってしまった人
  • 入れ歯やブリッジなどを入れることに抵抗がある人など

インプラントを治療するうえで必要な条件

  • インプラントを埋入するのに充分な骨が残っていること
  • 全身的な病気がないこと
  • 口の中に感染症がなく、人工歯がうまく並ぶスペースや適した歯並びをしていること

インプラント治療におけるメリット

  • 自分の歯のように食事ができること
  • 自身で行うケアは普段通りのブラッシングでOK(歯科クリニックで定期的なメンテナンスが必要)
  • 入れ歯のように外して洗浄のような面倒はありません。
  • 周りの歯を削ることなく健康な歯をそのまま残せること。インプラントは一本から埋入できるので独立した歯として機能します。そのためブリッジや部分入れ歯のように周りの歯を削り負担がかからない。
  • インプラントは骨と強固に結合すると強く噛んでも耐えられる強度があり定期的にメンテナンスを行いセルフケアをしっかり行えば長持ちする。もし人工歯部分が壊れても人工歯根が無事ならば新しい人工歯に交換することが可能。

インプラント治療のデメリット

  • 保険では適用しない自費診療の為治療費が高額になってしまう
  • インプラント治療の期間は骨とチタンが結合する個人差があり長期間になる
  • 手術後にも歯科医院で定期的なメンテナンスが必要になる
  • 麻酔をともなった手術を行う必要があるため身体の状態が良くないと手術を受けることができはない

などがあります。もっと詳しく知りたい方はぜひ当クリニックスタッフにご相談ください。お待ちしております。

 

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