デンタルフロスについて。

担当: 歯科医師 栗山 | 2024.03.18

こんにちは。エムズ歯科クリニック弘明寺の栗山です。

今回はデンタルフロスについて話していきたいと思います。

デンタルフロスは歯の清掃用に作られた糸、いわゆる糸楊枝のことをいいます。主には歯と歯の間の汚れを取るために使われる道具になります。

歯と歯の間は実はとても虫歯が発生しやすい箇所であり、これは上下の歯が噛み合う際に歯と歯の間に上下反対側のが押し込まれるようになっているため、汚れが付きやすいことと隙間の狭さから汚れが逃げにくく虫歯菌が残ることに起因しています。そのため歯と歯の間を綺麗にしないと気付かない内に虫歯になっていることが多く見られます。

しかし、普段皆さんが使っている歯ブラシは実際には歯の表面しか磨けておらず、歯と歯の間を磨くことは出来ないので、デンタルフロスはその補助的な役割を果たすものとして使われているのです。

歯と歯の間には歯ブラシは太過ぎて通せないので、この部分はデンタルフロスなしではまずケアすることは不可能とも言えます。実際にフロスを使ってみると思った以上に歯の汚れが付いてくるはずです。

使い方としては単に歯と歯の間にフロスを通すだけですが、強く押し込み過ぎると隙間の下の歯茎を傷つけることになる点には注意が必要です。歯と歯の間は隙間の広がりに差があるため、比較的狭い場合はデンタルフロスを使用しますが、歯茎が下がるといった広がりが大きい場合には歯間ブラシを使うこともあります。

こうした補助器具を使用することでセルフケア時の虫歯・歯周病予防効果を上げることが可能ですが、扱う前に衛生士さんから指導を受けるとより効率的な清掃が行えるようになります。

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