こんにちは。エムズ歯科クリニック弘明寺の平山です。早いもので、2022年が始まり、1ヶ月がすぎましたね。まだまだ寒さは続きそうですがいかがお過ごしてしょうか？

今回はホワイトニングした後に、なぜ食事に気をつけなければならないのかについてお話ししたいと思います。
早速ですが、その原因は3つほどあります。

①24時間は着色しやすい
歯の表面にあるペリクルというタンパク質の保護膜を汚れとともに取り除くことをホワイトニングといいます。
歯の表面が一枚はがれてエナメル質がむき出しの状態になりますので、歯は着色しやすい状態になります。

このペリクルは時間を経て再生されますが、その再生には12〜48時間かかると言われています。そのため少なくとも24時間は食べ物や飲み物などによる着色に気をつける必要があります。

②歯が敏感になる
エナメル質がむき出しになると、一時的にカルシウムが奪われる状態になり、知覚過敏を起こしやすくなります。歯は再石灰化されることで再び元に戻りますが、酸性の強い食品をとると元に戻りにくくなるので食べ物選びも重要です。

③ホワイトニング効果は永久ではない
ホワイトニングで白くなっても、効果は永久に続くわけではありません。
過酸化水素という薬剤で歯を白くしますが、この色素は時間とともに後戻りします。
後戻りを防ぐために、定期的にホワイトニングを継続していくことで白い歯を保つことができます。

このような理由でホワイトニング後の食事には気を配っていく必要があります。
せっかくしたホワイトニングの効果をより長持ちさせるための第一歩として理解しておきましょう！