こんにちは!
エムズ歯科クリニック弘明寺、歯科医師の柳田です。
朝夕はめっきり冷え込んできておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
体調など崩されていませんか?体調管理をしっかりして毎日元気に過ごしましょう!
さて、今回は保険対応の白い被せ物、詰め物についてお話したいと思います。
虫歯などで歯を大きく治療した場合、保険では銀歯しかできない!と思っている方はいないでしょうか?
実は近年、保険適応ができる白い(強化プラスチック)被せ物や詰め物の適応範囲が拡大してきました。
強化プラスチックの被せ物、詰め物の適応症は、虫歯や歯の欠損による歯の形態的な修復が必要な場合です。また、歯の形態や色の改善を希望する患者にも使用されることがあります。
※一部保険適応でない部位もあります。
強化プラスチックのメリットとしては、以下の点が挙げられます。
1. 高い精度:デジタルデータを使用するため、伝統的な手法に比べてより精密に作成することができます。これにより、より正確なフィット感と優れた機能性を提供することができます。これにより、詰め物の隙間からの二次的な虫歯にもなりにくくなります。
2.美しさ:金属材料と比べると患者の歯と自然に調和するように作られており、美しい仕上がりが期待できます。
一方、デメリットとしては、以下の点が挙げられます。
1. 材質の劣化:強化プラスチックは吸水性を持っているため、経年的に黄色っぽく変色してくる傾向があります。
強化プラスチックの詰め物、被せ物は、より精密で効率的な治療を提供し、患者の満足度を高めることができます。歯科医師との十分な相談と適切な診断のもと、患者にとって最適な治療法を選択することが重要です。
昔、治療した金属を強化プラスチックの材料に変えることも可能なので、古い銀歯が気になっている方など是非、一度ご相談ください!