歯磨き剤の種類と効能について

担当: 歯科技工士 佐藤 | 2023.08.04

こんにちはエムズ歯科クリニックの歯科技工士の佐藤です。8月に入り毎日蒸し暑い日が続きます。私は一年で夏が苦手なので大変な毎日を送っています。さて今回は歯磨き剤についてお話ししようと思います。

皆さんは歯を磨く時に歯磨き剤を使用しているでしょうか?使用している歯磨き剤はどのようなものを使用していますか?歯磨き剤は薬局、コンビニ、スーパーなどで手軽に購入でき様々な種類が売られていますよね。どの歯磨き剤が良いか悩む方もいるのではないでしょうか?歯磨き剤にはどんな種類があるのか?どんな効能があるのかを紹介していきたいと思います。

  • ペーストタイプ

もっとも一般的な歯磨き剤で、泡立ちをよくする発泡剤が含まれているので良く泡立ち、少量でも口の隅々まで行き渡り、使用するとスッキリ爽やかな使用感が特徴で値段も安く商品の種類も数多く知覚過敏予防や、虫歯予防、歯周病予防など目的に応じて選びやすい。

  • ジェルタイプ

前に述べたペーストタイプに比べて研磨剤や発泡剤が入っていません。なので研磨剤による歯に対してのダメージや発泡剤が入っていないことで時間をかけてゆっくり磨くことができるのが特徴で特に子供にはジェルタイプの歯磨き剤は刺激が少ないので使用してあげるとよいでしょう。ですがペーストタイプに比べると泡立ちしないのでスッキリ感は少なくなります。

  • フォームタイプ

ポンプを押すと泡状で出てくる歯磨き剤でワンプッシュするだけで一回分の使用量が出てくることがメリットで口の中の隅々まで行き渡りやすいので配合されている成分の効果をもたらしやすいのが特徴です。ですがペーストタイプやジェルタイプに比べ商品の種類が少ないので効能で種類が選べないことがデメリットです。

次に歯磨き剤の効能について虫歯予防にはフッ素、ハイドロキシアパタイトなど歯を強くしたり歯の再石灰化、プラークをつくりにくくする作用があります。薬用成分が配合されている歯磨き剤には歯周病予防効果のある殺菌剤が配合されているものもあります。口の中全体をきれいにすることで口臭の除去や防止することができます。酸化アルミニウム、無水ケイ酸、リン酸カルシウムなどの清掃剤で歯の表面の汚れを落としステインを除去します。歯磨き剤の効能は配合されている成分によって違い、虫歯予防、知覚過敏、ステイン除去などに着目したものがあり目的に合わせて選びましょう。歯磨き剤の購入で悩むことがありましたら当クリニックでご相談ください。

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