歯の色はエナメル質がカギ

担当: 管理栄養士 平山 | 2022.01.15

こんにちは、エムズ歯科クリニック弘明寺の平山です。あけましておめでとうございます。ついに2022年もはじまり、今年もより充実した一年を過ごしたいと思います。

さて、今回は着色についてのお話です。

人によって歯の色やグラデーションのような模様がありますがなぜなのでしょうか??

歯の色味はエナメル質により左右されます。
エナメル質とは簡単に説明すると、歯がしみるのを防いでくれます。虫歯になりにくくするにはこのエナメル質を健康に保つことが必要になります。
では、なぜエナメル質が色味を左右するのでしょうか?
それはエナメル質の′光沢′です。
歯がきらっと光って見えることがあると思いますが、これはエナメル質が健康であるということを表していると言っても過言ではありません。
このエナメル質のおかげでもともと歯がそれほど白くなくても、歯が白くキレイな印象にすることができます。

このエナメル質を健康にするためには、カルシウムやリンを食事に取り入れることが必要です。
カルシウムは、牛乳やヨーグルトに含まれ、リンは玄米に多く含まれています。

その他、歯質を強くしてくれる栄養素もいくつかご紹介します。
エナメル質を強化するには、鶏や豚のレバーにんじんやブロッコリーなどのビタミンA
象牙質を強化するには、キノコ類や魚介類などのビタミンC
歯の再石灰化(エナメル質の再形成)を促すキシリトールは、ガム等に含まれますが、いちごやラズベリーなどの自然なものから摂るのが最もオススメです。

日々のブラッシングだけでなく、ご自身で選ぶ食べ物によっても白さを保つためにケアができることがわかりますね!
日常でも取り入れやすい食材を意識して摂り、工夫して歯の着色を防ぎましょう!

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