こんにちは、弘明寺歯科衛生士の井田です。
秋の訪れを感じる季節となりましたね。
行楽にスポーツ、読書と何をするのにも向いているので、皆さんも秋を満喫してください。
さて、皆さんは歯磨きをしているときに歯肉から血が出たことはありませんか?
またはうがいしたときに血が一緒に出てきたことは
「磨きすぎで、歯ぐきを傷つけちゃったかな」と思うこともあると思います。
実は出血している時、磨きすぎで傷がついて出血しているのではなく、歯肉の炎症で出血していることがほとんどです。
炎症が起きている歯肉のことを「歯肉炎」と呼びます。
歯肉はそこまで痛みを感じないので、歯肉炎になっても気が付かないことが多いのですが、放っておくと歯を支える骨が溶けていき、最終的にはぐらついて抜けてしまう「歯周病」につながってしまいます。
歯周病は、虫歯と並んで歯を失う原因の一つです。
歯を失うことで生じる弊害はとても大きく、うまくものが噛めなかったり、発音ができなくなったり、ほかの歯に負担をかけて、共倒れになってしまったり…
その少しの出血を見逃すのは危険かもしれません!
基本的には、歯磨きが行き届いていないため炎症が起きてしまっていることが多いので、
もし歯磨きの時に出血があったら、正しい歯磨き方法をお伝えするので、ぜひご来院ください。
お待ちしています!