こんにちは、エムス歯科クリニック弘明寺のトリートメントコーディネーター兼管理栄養士の平山です。
もう冬が近づき、最近の夜ご飯は鍋にして体を温めるように意識しはじめました。皆さんは何鍋がお好きでしょうか??
さて、今回はインプラント手術後の食事についてお話ししようと思います。
普段何気なく食事していると思いますが、
インプラントの手術後は3日間ほどは気を使えるといいかと思います。
気にすべき点としていくつか挙げられます。
①噛むときの歯
出来るだけ手術した方では噛むことは避けた方が良いでしょう。手術後は、縫合といって傷口を糸で縫い、治癒をしやすくします。傷口に食べ物が当たることで、開いてしまう恐れがあります。
②食べ物の硬さ
噛んだ時にカケラになる様なものは傷をつけやすくなります。そのため、せんべいなどは避けましょう。
③食べ物の形
できる限り一口で食べられるものがおすすめです。
とろみのついたものも良いでしょう。
インプラント手術の後は何も食べれないことはありません。食べ物を選び、工夫し栄養をしっかりと摂ることを意識しましょう!
また、インプラントの傷口の治癒促進にはビタミンが効果的と言われています。
・亜鉛
亜鉛は皮膚細胞の再生を早める効果や皮膚を強くする効果もあります
・クエン酸、ビタミンC
亜鉛の吸収効率を上げてくれます。
・ビタミンB群
皮膚や粘膜が炎症を起こしている時に炎症を抑えてくれる効果があります
・ビタミンE
粘膜の治癒を早めてくれる効果があります
これらの含まれている食材を積極的に摂ると、傷口の治癒の促進を手助けしてくれます。
体に取り入れる栄養は歯の治療にも直結してきます。
少しでも気をつけられると良いですね