こんにちは!エムズ総合歯科クリニック東中野の管理栄養士、村上です。
毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。猛暑の中でも元気に過ごすためには、食事の工夫がとても大切です。今回は、暑さに負けない体づくりをサポートする食事についてご紹介します。
まず、猛暑によって体は大量の汗をかき、水分とともにミネラルも失われがちです。そこで意識したいのが、こまめな水分補給とミネラルの摂取です。水や麦茶、スポーツドリンクなどを活用しながら、塩分やカリウム、マグネシウムなどを含む食材を取り入れると良いでしょう。例えば、きゅうりやトマト、スイカなどの夏野菜は水分が豊富で、体を冷やす効果も期待できます。
次に、食欲が落ちがちなこの時期には、さっぱりとした味付けや冷たい料理が食べやすくなります。冷やし中華やそうめん、冷奴などは定番ですが、そこにたんぱく質を加えることで栄養バランスが整います。鶏むね肉や豆腐、卵などを組み合わせると、疲労回復にも役立ちます。
また、ビタミンB群やビタミンCは、暑さによるストレスや疲労感を和らげる働きがあります。豚肉や玄米、ピーマン、ブロッコリーなどを積極的に取り入れてみてください。特にビタミンCは水溶性で体外に排出されやすいため、毎日の食事でこまめに摂ることが大切です。
さらに、食事の時間も工夫すると良いでしょう。朝食をしっかり摂ることで、体温調節やエネルギー補給がスムーズになります。冷たい飲み物ばかりに頼らず、温かい味噌汁やご飯を取り入れることで、胃腸の働きも整いやすくなります。
最後に、無理なく続けられることが何より大切です。旬の食材を楽しみながら、彩り豊かな食卓を心がけることで、気持ちも前向きになります。暑さに負けない体づくりは、日々の食事から。ぜひ、今日の献立にひと工夫加えてみてください!