こんにちは。エムズ総合歯科クリニック東中野 管理栄養士の河野です。
秋の気配が少しずつ深まる季節になり、夏の疲れが出やすい時期でもありますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今回は秋の旬の食材と口腔内との関係についてお話しします。
さんま、さつまいも、栗、きのこ類などの秋の旬の食材は、栄養価が高く、体調管理に役立つだけでなく、口腔内の健康にも良い影響を与えてくれます。
例えば、きのこ類やさつまいもに含まれる食物繊維は、唾液の分泌を促し、口腔内の自浄作用を高める効果があります。唾液は虫歯や歯周病の予防に欠かせない存在であり、しっかり噛むことで分泌が促進されます。また、栗や根菜類など噛み応えのある食材は、咀嚼力を鍛え、顎の筋力維持にもつながります。
さらに、さんまに含まれるビタミンDやカルシウムは、歯や骨の健康を支える重要な栄養素です。旬の食材を意識して取り入れることで、口腔内の環境を整え、全身の健康にもつながります。
秋の味覚を楽しみながら、口元から健康を育てていきましょう🦷