こんにちは。
エムズ総合歯科クリニック東中野の管理栄養士、江村と申します。
朝夕の風が少しずつ涼しくなり、秋の訪れを感じる季節となりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。夏の疲れが出やすい時期でもありますので、体調管理にはどうぞお気をつけください。
今回は、「虫歯になりにくい食生活」についてお話ししたいと思います。
食生活と虫歯の関係
虫歯は、食べ物に含まれる糖分をエサにして、口の中の細菌が酸を作り出すことで歯が溶けてしまう状態です。つまり、毎日の食生活が虫歯のリスクに大きく関わっているのです。
甘いお菓子やジュースを頻繁に摂ると、口の中が酸性の状態になりやすくなります。酸性の状態が長く続くと、歯の表面が溶けやすくなり、虫歯の原因となってしまいます。
虫歯になりにくい食習慣のポイント
1. 間食の回数を見直す
食事やおやつの回数が多いと、口の中が酸性になる時間が長くなります。間食は1日1〜2回に抑えるのがおすすめです。
2. だらだら食べを避ける
長時間にわたって少しずつ食べ続けると、歯が休む時間がなくなってしまいます。食べる時間を決めて、メリハリのある食生活を心がけましょう。
3. 水やお茶を選ぶ
飲み物は、糖分を含まない水やお茶を選ぶと安心です。特に寝る前の飲み物には注意が必要です。
4. よく噛んで食べる
よく噛むことで唾液がたくさん出ます。唾液には、口の中を中性に戻す働きがあり、虫歯予防に役立ちます。
5. キシリトール入りのガムを活用する
食後にキシリトール入りのガムを噛むことで、唾液の分泌が促され、口の中が清潔に保たれやすくなります。
最後に
虫歯予防は、毎日のちょっとした心がけの積み重ねが大切です。「食べてはいけない」ではなく、「どう食べるか」を意識することで、無理なく続けられる習慣になります。
エムズ総合歯科クリニック東中野では、患者さま一人ひとりのライフスタイルに合わせたアドバイスを心がけています。気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
これからも皆さまのお口の健康をサポートできるよう、スタッフ一同努めてまいります。