こんにちは。
東中野院歯科医師の伊藤です。
コロナの影響が出て、もう一年が過ぎました。
引き続き感染対策をしなければいけないのでマスクはもう手放せません。
マスクをかけてると相手の表情が分かりづらく、
逆に口元が出ると人の表情が良く分かり、特に人の第一印象に大きく影響します。
それは歯並び、白さ、形、様々な要因があります。
今回はその中の一つ、色についてお話します。
ご存知の方もいるかもしれませんが色は色相、明度、彩度の三項目からなります。
いずれも重要な項目ではありますが、歯科の領域では特に明度、彩度が大きく影響するといわれています。
明度はそのまま明るさを意味しますが、同じ歯でも歯の先端の明度と歯茎の際の明度は異なります。
詰め物の色を合わせる際はこの明度がとても重要な項目となるのです。
彩度とは色の濃淡の違いを言いますが、ホワイトニングとは色の彩度を変化させて白く見せている部分が大きいです。
彩度が変化するだけで、人には歯が白くなったと認識されるのです。
詰め物の色合いや、ホワイトニングの際の色の変化はこれら複数の項目を比較して考えられています。
(ホワイトニングは保険診療適応外です。費用例はこちら)