こんにちは、エムズ歯科クリニックの歯科技工士の竹林です。
もうすぐ春を迎える中、気持ちを新たにしていきたいですね。
今回は初期むし歯についてお話します。
歯医者でむし歯がみつかると嫌なきもちになりますよね。
ただ、初期のむし歯はみつかってよかったとわたしは思っています。
むし歯が進行すると、大きく歯を削らないといけなくなります。
大きく削った歯には、何かしら人工のかぶせ物、あるいは詰め物をしなければいけません。
そうなると、わたしたち歯科技工士の出番になるのですが、
患者様の立場からすれば、できるだけ詰め物(技工物)をいれず、治療を終わらせたいですよね。
わたしも、自分の口の中に技工物でインレーが入っているのですが、
歯医者にいったときに、小さいむし歯で、技工物に頼らず治療が終わったときにはうれしい気持ちになります。
小さいむし歯の段階、CO、C1が初期むし歯です。
みつかるタイミングとしては、歯科検診をしたとき、鏡で歯に小さい黒いものをみつけたときくらいだと思います。
初期むし歯は自覚症状がなく、気がつかずにいることがほとんどです。
そのため、歯医者さんで初期むし歯がみつかるのはよいことだと思います。
初期むし歯の治療はいろいろとありますが
一般的にはむし歯部分を少し削って、そこに直接プラスチックを埋めて終わります。
大きく削ってインレーなど詰め物をいれた経験のある方からすれば、
初期むし歯の治療はほんの一瞬でいたみもなく終わります。
そのため、むし歯が進行する前の初期むし歯の段階で治療にのぞみたいですよね。
そうするためにも定期健診に3か月から半年に一度は行くようにしましょう。
皆様の健康のお手伝いができれば幸いです。