こんにちは!エムズ歯科クリニック東中野で歯科助手をしております萩原です。
桜も散って、景色もピンクから緑に移り変わってしまいましたね、、、!最近はシャツ一枚でも過ごせるくらい暖かくて初夏の訪れを感じています。みなさんいかがお過ごしでしょうか?
本日はよく家庭でも見かけるごま油についてお話ししたいと思います!
まず初めにみなさんは油って聞くとどのようなイメージを持たれますか?
カロリー高そう、体に悪そうなど、どちらかといえば悪いイメージを持たれている方が多いのではないかなと思います。
しかし、ごま油は体にとっていい油なのをご存知でしょうか??
ごま油の主成分は不飽和脂肪酸の一つであるリノール酸やオレイン酸多く含まれております。
これは食事からしか摂取できない脂肪酸になります。特にオレイン酸は善玉コレステロールを減らさずに、悪玉コレステロールを下げる働きがあるのです!
コレステロールには善玉と悪玉の2種類があり、悪玉は動脈硬化や高血圧の原因となり、一方で善玉は動脈硬化を予防する働きがあります。
また、ごま油には「ゴマリグナン」という特有の微量成分を含んでいます。
突然ですが、活性酸素という言葉を耳にしたことはございますか?普段あまり耳しないので、初めて知ったという方のほうが多いかもしれません。
適量の活性酸素は私たちの体を病原菌から守ってくれる働きがあります。
しかし、過剰に作り出された活性酸素は、体内を酸化させて、生活習慣病の原因になってしまうのです。
その余分な活性酸素を取り除く働きを持っているのが抗酸化物質です。
抗酸化物質には、ごま油に含まれているゴマリグナンのほか、ビタミンE、カテキン、ポリフェノールなどがあげられます。
特にビタミンEは血行促進作用があり、免疫力の低下を防ぐことで歯茎の健康を保ち、歯周病の予防にもつながります。
ごま油の働きについてまとめると、
①血中コレステロールの低下
②抗酸化物質
③ビタミンEと摂取することで歯周病の予防
これを機に調理の際にごま油を取り入れてみてはいかがでしょうか??
しかし、歯周病の予防の基本は何と言っても歯磨きです!食後や就寝前には忘れずにしっかりと歯を磨きましょうね!
定期検診でもお待ちしております*