こんにちは。エムズ歯科クリニック磯子、歯科医師の藤原です。
最近は気温も上がり、冷たいアイスなどが食べたくなります。
今回はそんなアイスだけでなく、食事を食べた後にも使用する「歯磨き剤」について、特に効能についてお話します。
歯磨き剤にはいろいろな種類があり、どれを使えばいいか迷う人もいれば、すでに自分の好みの歯磨き剤が決まっている人もいると思います。
歯磨き剤にはいろいろな成分が含まれていますが、それがどのような役割を果たしているのかについて少し知っていると、自分に合った歯磨き剤を探すのに役に立つかもしれません。
歯磨き剤は基本的に薬効がある成分と、それ以外の成分が含まれています。例えば口の中に清涼感を与える成分は、メントールやスペアミント、シナモンなどが代表的です。これにより歯磨き剤の味の大部分が決まるので選ぶときにどんな味かの大体の予想をつけることが出来るかもしれません。
薬効がある成分の代表的なものは、虫歯を予防する「フッ化ナトリウム」、歯周炎を予防する「塩化ナトリウム」「塩化セチルピリジニウム」、知覚過敏を予防する「硝酸カリウム」などがあります。
自分はどのような歯磨き剤を選びたいか、どんな効能の物を使っているのかを知るのには成分を見ると手助けになるかもしれません。