みなさん、こんにちは。エムズ歯科クリニック磯子歯科医師の松永です。
最近、雨の日が多く、梅雨が近づいてきた印象を受けます。傘を持ち歩く機会が多くなりました。
こういう時期だからこそ、気持ちだけは前向きに過していきたいですね。
さて、今回は、口臭の原因とその対策について、お話できればと考えております。
口臭は、人が不快に感じる呼気の臭いのことです。実際に口臭があると感じている人は、80%以上と言われています。
原因は、代表的なものとしてメチルメルカプタンというガスがあります。これは、食べ物のカスなどに含まれるタンパク質が
細菌により分解、発酵される時に出るものです。
自浄作用のある唾液が減ると、さらに臭いやすくなります。また、睡眠中は、口呼吸や水分不足などで口の中が乾燥しやすくなり、
口臭が強くなります。
他には、舌苔といって、舌に付着した汚れが原因になることがあります。
歯周病で、歯肉が炎症を起こして、多量のタンパク質が細菌に分解されて強い臭いがでます。
対策は、まず歯周病の治療を行うことが挙げられます。歯のクリーニングを行い、歯垢や歯石をとることで、普段の歯ブラシでのブラッシングの
効果も高められます。
バイオフィルムという状態になってしまうと、排水溝のぬめりと同じく、普段の歯磨きでとれにくくなってしまいます。
定期的に歯科医院での専門のクリーニングをすることで、バイオフィルムをとり、磨きやすい環境をつくることが大切です。
口の中をうるおしたり、デンタルリンスやマウスウォッシュなどで洗浄することがおすすめです。
当院では、専門の歯科衛生士が歯磨き指導を行い、口臭予防に最適な歯磨き剤やマウスウォッシュもご用意しているため、口臭で気になることがございましたら、
いつでもご相談ください。
スタッフ一同、お待ち致しております。