こんにちは。
エムズ歯科クリニック磯子、歯科医師の千葉です。寒さの厳しい日が続いてはいますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は口臭についてのお話をいたします。
朝起きた時や緊張した時は、唾液の分泌量が減り、口臭を感じることがあります。唾液には、細菌の活動を抑える抗菌物質が含まれています。唾液量が減ることで、細菌の活動が活発となり、結果として口臭が生じます。これを、生理的口臭と呼びます。生理的口臭は、唾液分泌量が増えることで改善するので、治療の必要はありません。
虫歯や歯周病によって、直接的な臭いを発することを、病的口臭と呼びます。また、胃に問題がある場合も口臭を生じることがあります。病的口臭は、治療の必要性があります。
口臭への対策としては、正確なブラッシングで汚れを落とし、起床時はうがいを行うと良いです。また、虫歯、歯周病は治療をし、定期的な検診を受けることで予防もすることができます。
口臭は自分では気付けない場合が多いです。口臭対策や予防は、定期的な歯科医師によるメインテナンスを受けることが一番良いです。
お口の中の臭いが少しでも気になる方は、来院をお待ちしております。