こんにちは。
エムズ歯科クリニック磯子の歯科医師、千葉です。
新年も明けましたね。令和4年となり、新しい気持ちで日々過ごしています。
さて皆さんは、歯についた色について関心を持ったことはありますか?歯に色がつく原因として、まず虫歯があります。虫歯になると最初は歯が白く浮き上がり、歯ブラシで磨いても落ちません。これが初期の虫歯です。この状態を放置しておくと、歯の表面が溶け始め、黒くなってきます。虫歯によって生じた着色も歯磨きでは絶対に落とすことができず、また自然に元に戻ることはありません。しみたり、痛みが出ることもあります。一方、白くなった初期の虫歯の場合は、フッ素入り歯磨き粉を使用するか、クリニックで歯に直接フッ素を塗ることで、再石灰化といって元に戻ることがあります。
虫歯以外にはステインと言われる、色素が歯の表面に付着することがあります。色素はコーヒーや紅茶、タバコによって黒ずみが歯に付着します。ステインは、ある程度は歯ブラシでも取り除くことができますが、頑固についた着色は歯ブラシで除去するのに困難な場合があります。
クリニックでは、着色を落とすための専用の器具を取り揃えております。
着色かと思っていたら、虫歯だったということもよくあります。お口の中で気になるところがある方は、ぜひお気軽にクリニックにご相談ください。
お待ちしております。