金属と熱

担当: 歯科医師 岡本 | 2022.09.03

こんにちは、エムズ歯科クリニック磯子の歯科医師岡本です。

37度を超える猛暑が続き体調管理もより一層気をつけないといけない時期ですね。

私が子供のころは30度超えたくらいで猛暑と言われていた気がします。

今だったら30度なんて全然耐えられる様に思えます。

この時慣れることって怖いなと感じてしまいまた。

例えば銀歯を入れる時に噛み合わせの調整をします。

当然銀歯は金属です。金属を削るわけですから摩擦熱が生じます。

この時我々はその銀歯の詰め物ないしは被せ物を持った状態です。

グローブをしているとはいえ、かなり熱くなるのです。

なので火傷をしないように助手さんは風をかけてくれて冷やしてくれます。

この様な銀歯は技工士さんによって作られるのですが、ここでも熱を使います。

ワックスという蝋でまず形を作り、鋳型を作ります。

熱でその蝋を溶かすと、その形の空洞ができます。

そこに何百度という熱せられた金属を溶かして流し込んで、冷やして固めるのです。

夏に限らず常にあつさと向き合っているのですね。

 

 

 

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