みなさん、こんにちは。エムズ歯科クリニック磯子歯科医師の松永です。
連日の猛暑日が続き、ようやく残暑も落ち着いてきましたね。みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は、銀歯の特徴についてお話していきたいと思います。
銀歯は主に、金、銀、パラジウム、銅、その他からなる合金で構成されています。
ドイツでは、その毒性が懸念され、使用が禁止されております。
銀歯の寿命は、5〜7年といわれています。その理由は、銀歯につかう接着剤が徐々に溶けていって、
歯と銀歯の隙間が生じ、2次的な虫歯を引き起こしてしまうためです。素材は金属のため、破損が原因となることは少ないです。
また、銀歯から徐々に金属イオンが溶け出し、体内でタンパク質と結びつき、アレルゲンへ変わり、アレルギー反応を起こすことがあります。
舌がただれたり、手足の皮がむけたり、全身の発疹を起こすなどの症状がでます。
また、見た目も金属なので、目立ちます。
他には、スプーンやフォークが銀歯に当たった時に、金属の味や違和感、不快感をを生じることがあります。
これは、ガルバニー電流によって、引き起こされると言われています。
このように銀歯にはデメリットが多くあるため、近年では、メタルフリーの流れがでてきています。
銀歯の代わりになるものは、セラミックや強化プラスチックなどがあります。これらの材料は、金属アレルギーの回避、審美性の回復が期待できます。
また、接着剤も長期的に溶けないものを使用できるため、2次的な虫歯になりにくいメリットがあります。
当院では、デジタルの光学印象を行い、より精度の高い治療を行える環境が整っております。
歯でお困りのことがございましたら、いつでもご相談ください。
スタッフ一同、お待ち致しております。