食事で歯周病を予防できる!?

担当: 管理栄養士 池田 | 2025.01.10

こんにちは。エムズ歯科クリニック磯子、管理栄養士の池田です。

新たな年を迎えましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?今日は「歯周病と食生活」についてお話ししたいと思います。歯周病は、歯茎や歯を支える骨に影響を与える病気で、放置すると歯を失う原因にもなります。実は、食生活が歯周病の予防や進行に大きく関わっているのです。

まず、歯周病の原因について簡単に説明します。歯周病は、歯と歯茎の間に溜まったプラークが原因で発生します。このプラークは、細菌の塊であり、適切な歯磨きやフロスを怠ると増殖し、歯茎に炎症を引き起こします。これが進行すると、歯を支える骨が破壊され、最終的には歯が抜け落ちることになります。

では、どのような食生活が歯周病の予防に役立つのでしょうか。まず、ビタミンCを豊富に含む食品を積極的に摂取することが大切です。ビタミンCは、歯茎の健康を保つために必要なコラーゲンの生成を助け、炎症を抑える効果があります。例えば、オレンジやキウイ、ブロッコリーなどがビタミンCを多く含んでいます。

また、カルシウムも歯の健康に欠かせない栄養素です。カルシウムは、歯や骨を強化し、歯周病の進行を防ぐ役割を果たします。乳製品や小魚、豆腐などがカルシウムを豊富に含んでいますので、日常的に取り入れるようにしましょう。

さらに、抗酸化作用のある食品も歯周病予防に効果的です。抗酸化物質は、体内の炎症を抑え、細胞の老化を防ぐ働きがあります。緑茶やブルーベリー、ナッツ類などが抗酸化物質を多く含んでいますので、積極的に摂取することをおすすめします。

一方で、砂糖や加工食品の摂取は控えるようにしましょう。砂糖は、プラークの形成を促進し、歯周病のリスクを高めます。特に、甘い飲み物やお菓子は控えめにし、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。

最後に、定期的な歯科検診も忘れずに行いましょう。歯科医師や歯科衛生士によるクリーニングやチェックアップは、歯周病の早期発見と予防に非常に有効です。

以上が、歯周病と食生活に関するお話でした。日々の食生活を見直し、健康な歯と歯茎を保つために、ぜひ参考にしてみてください。お読みいただき、ありがとうございました。

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