こんにちは。エムズ歯科クリニック磯子の管理栄養士、伝田です。
8月に入り、カンカン照りの季節となりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、夏に意識したい「歯の健康」と「季節の食材」についてお話しします。
暑くなると、冷たい飲み物やアイスクリームなどを口にする機会が増えます。
これらは一時的に涼を感じさせてくれますが、糖分が多く含まれているため、むし歯のリスクが高まることがあります。
特に、口の中に糖分が長く残ると、歯垢の中の細菌が酸を作り出し、歯を溶かしてしまう原因になります。
そこでおすすめしたいのが、夏の旬の食材を上手に取り入れることです。
例えば、トマトやきゅうり、ナスなどの夏野菜は、水分が豊富で体を冷やしてくれるだけでなく、噛むことで唾液の分泌を促し、口腔内を清潔に保つ助けになります。
唾液には、むし歯の原因となる酸を中和する働きがあるため、しっかり噛んで食べることが歯の健康にもつながります。
また、とうもろこしや枝豆なども夏の代表的な食材です。
これらは噛み応えがあり、顎の発達にも良い影響を与えます。
特にお子さまの成長期には、しっかり噛む習慣を身につけることが大切です。
食後の歯みがきも忘れずに行いましょう。
外出先では難しいこともありますが、うがいをするだけでも口の中の汚れをある程度取り除くことができます。
また、夜寝る前の歯みがきは特に重要です。寝ている間は唾液の分泌が減るため、細菌が繁殖しやすくなります。
丁寧な歯みがきで、1日の汚れをしっかり落としましょう。
これから暑い日が続きますが、夏の食材を楽しみながら、歯の健康にも気を配っていきたいですね。
エムズ歯科クリニック磯子では、皆さまの健やかな口腔環境をサポートするために、日々のケアや定期検診のご相談を承っております。お気軽にお声がけください。

