こんにちは。エムズ歯科クリニック磯子、管理栄養士の池田です。
朝夕の空気が少しずつ涼しくなり、秋の訪れを感じる季節になりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
食欲の秋は、かぼちゃやさつまいも、梨、秋鮭など、美味しい旬の食材が次々と登場し、食事がより楽しみになる時期で、
歯並びや噛み合わせは、見た目だけでなく食事のしやすさにも深く関わっています。
噛み合わせが整っていないと…
食べ物がうまく噛み切れなかったり、片方の歯ばかりで噛む習慣がついてしまい、消化に負担がかかったり、一部の歯にだけ力が集中してしまうことがあります。
そのため、矯正治療によって噛み合わせが整うと、
旬のりんごのシャキッとした食感や、しっかりしたきのこの歯ごたえ、皮つきのぶどうの甘みなども、両側の歯で均等に噛みしめて味わえるようになるかもしれません。
しっかり噛めることは、食材の持つ香りや旨味を引き出し、消化吸収を助け、栄養を効率よく取り入れることにもつながります。
また、噛む回数が増えることで唾液の分泌も促されます。
唾液には食べ物をやわらかくして飲み込みやすくする働きや、虫歯や歯周病予防を助ける成分も含まれています。
矯正治療中には、硬いものや装置にくっつきやすい食品を控えるなど少し工夫が必要な時期もありますが、
その先には秋の焼き芋のほくほく感や、煮込み野菜のやわらかさを、気兼ねなく味わえる日常が待っています。
食事は毎日の大切な時間だからこそ、噛みやすさは暮らしの快適さに直結します。
矯正について気になることがあれば、ぜひお気軽にスタッフまでお声がけください。


