こんにちは。
エムズ総合歯科クリニック東中野 管理栄養士 の江村です。
10月に入り、朝晩の空気がひんやりと感じられるようになりました。街路樹の葉も少しずつ色づき始め、秋の深まりを感じる季節ですね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今回は「歯と栄養の関係」についてお話ししたいと思います。
歯の健康というと、歯みがきや定期検診を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は毎日の食事もとても大切な要素です。私たちの体と同じように、歯も栄養によって支えられています。
たとえば、歯の土台となるエナメル質や象牙質を丈夫に保つためには、カルシウムやリンが欠かせません。これらは牛乳やチーズ、小魚、大豆製品などに多く含まれています。また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも大切です。日光を浴びることや、きのこ類、鮭などの食品を意識して取り入れると良いですね。
さらに、歯ぐきの健康にはビタミンCが役立ちます。ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、歯ぐきをしっかりと保つサポートをしてくれます。みかんやキウイ、ブロッコリーなど、色とりどりの野菜や果物を積極的に摂ることをおすすめします。
一方で、砂糖を多く含むお菓子やジュースなどは、むし歯の原因となることがあります。甘いものを楽しむときは、食べる時間や頻度に気をつけ、食後の歯みがきを忘れずに行いましょう。
毎日の食事は、歯の健康を守る第一歩です。バランスの良い食生活を心がけることで、むし歯や歯周病の予防にもつながります。私たちスタッフも、皆さまが健やかな毎日を過ごせるよう、これからもサポートしてまいります。
秋の味覚を楽しみながら、歯にもやさしい食生活を意識してみてくださいね。