こんにちは。管理栄養士兼トリートメントコーディネーターの鳥越です。
今回は、皆さんに歯に関するクイズを出したいと思います。
歯の本数が一番多い動物は次のうちどれでしょう?
① カタツムリ
② サメ
③ 人間
正解は・・・
①カタツムリです
カタツムリの口の中には「歯舌(しぜつ/ラドゥラ)」というやすり状の器官があり、
そこに2万本以上、多い種類では10万本以上もの歯が並んでいます。
これらは私たちが想像する“歯”というより、微細なトゲ状の歯で、植物や藻類を削り取るために使われています。
あの小さな体に歯がたくさんあるなんて想像つかないですよね。
毎日使っている歯ですが、人間と動物では本数や役割が大きく異なります。
なぜ違うのでしょうか?
その理由は、
まず、人間の歯は通常28本、親知らずを含めると32本です。
これは雑食に適した構造で、前歯で食べ物を噛み切り、奥歯でしっかりすりつぶすためです。
人類の進化とともに顎が小さくなり、親知らずが生えない人も増えています。
一方、動物の歯の本数は食性によって大きく変わります。
例えば、犬は42本、猫は30本ほど。肉食動物は鋭い犬歯が発達し、獲物を捕らえるために必要な歯の数が決まっています。
草食動物はさらに特徴的で、ウシは上下合わせて約32本ですが、前歯が少なく奥歯が多いのは草をすりつぶすためです。
歯の本数は「何を食べるか」によって決まるのです。
肉を裂くため、草をすりつぶすため、あるいは獲物を丸呑みするため、それぞれの生活に合わせて進化してきました。
こうした違いを知ると、歯はただの道具ではなく、生き物の暮らしを映す鏡のように感じられますね。
今日の食事のとき、ちょっと歯に感謝してみませんか?


