こんにちは。エムズ歯科クリニック歯科技工士の近藤です。
7月の暑さが日々増していく中、皆様いかがお過ごしでしょうか。夏の日差しは眩しく、時には厳しい暑さに見舞われますが、そんな中でも心地よい風が吹くこともありますね。
今日も一日、元気に過ごしましょう。
親知らずは、第三大臼歯とも呼ばれ、通常は10代後半から20代にかけて生えてきます。しかし、全ての人に親知らずが生えるわけではありませんし、生えてくる本数も人によって異なります。
親知らずが生えるかどうかは、遺伝的要因が大きく影響しています。親知らずが全く生えない人もいれば、1本だけ、あるいは2本、3本、そして最も多いのが4本生えるケースです。
親知らずが生える本数が人によって異なるのは、進化の過程で人間の顎が小さくなり、歯が収まるスペースが限られてきたためと考えられています。そのため、親知らずが顎に収まらず、生えてこないことがあります。また、親知らずが横向きに生えたり、他の歯に影響を与えることもあります。
親知らずが生えてくると、時には抜歯が必要になることもあります。しかし、抜歯は必ずしも必要ではなく、問題を引き起こさない場合はそのままにしておくこともあります。親知らずの抜歯には、個人の状況に応じた様々な方法がありますが、基本的には局所麻酔を使用し、歯肉を切開して抜歯します。
奥の歯まで歯ブラシが届くように気を付けながら毎日のブラッシングを頑張りましょう。