皆さんこんにちは!元住吉所属の歯科衛生士の笹本です!
本格的な暑さを迎えますますご壮健でご活躍のこととお喜び申し上げます。
今回は親知らずについてお話しさせて頂きます!
親知らずは、成人の多くが経験する歯の問題の一つです。
通常17歳から25歳の間に生えてきます。
人間の口の中には上下左右にそれぞれ1本ずつ、合計4本の親知らずがあります。
親知らずが問題になる主な理由は、次の通りです。
現代の人間の顎は、進化の過程で小さくなっており、親知らずが生えるための十分なスペースがないことが多いです。
親知らずが部分的にしか生えてこない、または完全に歯茎の下に埋まったままの状態を埋伏歯と呼びます。これにより、炎症や感染のリスクが高まります。
親知らずが問題を引き起こす際には、以下のような症状が現れることがあります。
– 歯茎の腫れや痛み
– 周囲の歯への圧迫感
– 口臭や不快な味
– 開口障害(口を大きく開けられない)
– 顎や耳の痛み
などです。
抜歯後の回復をスムーズにするためには、以下のケアが重要です。
– 出血が続く場合は、ガーゼを噛んで止血します。
– 痛みや腫れを抑えるために冷却します。
– 飲酒や喫煙、激しい運動は避けるようにします。
– 処方された抗生物質や痛み止めを正しく服用します。
親知らずは誰もが経験するものではありませんが、多くの人にとって避けられない問題です。定期的な歯科検診を受け、親知らずの状態をチェックしてもらうことが、問題の早期発見と適切な対処に繋がります。
親知らずについて心配なことがあれば、専門の歯科医師に相談し、適切なアドバイスを受けることが大切です。健康な口内環境を保つために、親知らずに関する知識を深め、適切な対処法を理解しておきましょう。
皆様のご来院お待ちしております。