親知らずを抜くメリット・デメリット

担当: 歯科医師 藤本 | 2024.07.02

こんにちは。

エムズ歯科クリニック元住吉で勤務しております歯科医師の藤本と申します。

厳しい暑さが続く昨今、皆様いかがおしのぎでしょうか。

今回は、親知らずの抜歯のメリット・デメリット、そして抜歯後の注意点についてお話しします。

親知らずは、通常、20歳前後に生えてくる第三大臼歯のことを指します。これが原因でさまざまな問題が発生することがありますが、抜歯するかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか。

まず、親知らずの抜歯のメリットについてです。親知らずは、正常に生えてこないことが多く、斜めに生えたり、半分しか出てこなかったりすることがあります。このような親知らずは、口腔内に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病の原因になることがあります。

抜歯することで、これらのリスクを減らすことができます。また、親知らずが原因で他の歯に悪影響を及ぼしている場合、抜歯することでその影響を取り除くことができ、将来的に歯並びが悪くなるのを防ぐことも可能です。

次に、親知らずの抜歯のデメリットについてです。抜歯自体は外科的な処置であり、痛みや腫れ、出血などの術後の症状が伴うことがあります。特に下顎の親知らずは、抜歯が難しい場合があり、術後の痛みが強いことがあります。また、麻酔を使用するため、麻酔のリスクや術後の感染症のリスクも考慮する必要があります。これらのデメリットを理解した上で、必要性をしっかりと考えることが大切です。

最後に、親知らずの抜歯後の注意点についてお話しします。抜歯後は、出血を止めるためにガーゼを噛んで圧迫することが重要です。通常、1時間程度で出血は止まりますが、止まらない場合は早めにご連絡ください。

また、食事にも注意が必要です。抜歯後は、固い食べ物や熱い食べ物は避け、柔らかい食べ物やぬるい食べ物を摂取するようにしましょう。これにより、抜歯部位への負担を減らすことができます。

親知らずの抜歯にはメリットとデメリットがあり、それぞれのリスクを理解した上で、適切な判断をすることが大切です。

もし親知らずについて悩んでいる方は、いつでもご相談ください。

スタッフ一同、皆さんの口腔内の健康が保たれることを願っています。

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