こんにちは。
エムズ歯科クリニック、能見台の院長の田中です。
7月は夏になり、青い空と潮の香りが私たちの日々に刺激を与える季節となりました。夏休みも近づいて、勉学や仕事、プライベートなど、すべてに充実した時間を過ごしたいな、と考えるのではないでしょうか。
なかには、これを機に、夏休みに親知らずを抜いてみようかな、でも怖いな、そもそも親知らずってなんだろう、、、という方もいらっしゃるかと思います。
さて、今回は、親知らずについてお話しします。
親知らずは、一般的には20代前半に生えてくる最後の永久歯です。
多くの日本人の場合、顎の骨に十分なスペースがないために正しく生えてこないことがあります。これにより、歯並びの悪化、隣接する歯への圧迫、痛み、感染症などの問題が生じることがあります。
抜歯はこれらの問題を解決する一つの方法ですが、必ずしもすべての親知らずに必要なわけではありません。抜歯が必要かどうかは、個々の状況によって異なります。例えば、親知らずが完全に生えていて、適切なケアができている場合、抜歯の必要はありません。
しかし、親知らずが部分的にしか生えてこない「半埋伏歯」となっている場合や、正しい位置に生えてこない「歯列不正」を引き起こしている場合は、抜歯が推奨されます。また、親知らずが原因で痛みや感染症が頻繁に発生する場合も、抜歯が適切な選択肢となるでしょう。
抜歯を行う際には、患者様の安全を優先に考え、できるだけ痛みを少なくするよう努めています。抜歯後のケアについても、経過観察、処置を必要に応じて行って参ります。
状況に応じ、紹介状をお出しして、大学病院での抜歯をオススメすることもございます。
状況に応じた適切な判断のもと、患者様一人ひとりにあった治療計画を提案させていただきます。
ご興味のある方、すこしでもお悩みがある方は、お近くのクリニックにて一度ご予約取って頂き、ご来院頂けますと幸いです。